2015/07/03 01:42


先週末に、盆略手前のお抹茶を頂きに、木の上の鳥さんへ遊びに行ってきました。
集庵と命名されたお茶室は、様々な作家さんの空気感をそのままに感じる事が出来る空間。

『異空間』

お菓子が運ばれ、お抹茶を点てて頂いている間のひと時は、
そこに居る者しか味わえない居心地の良い温度を感じる事が出来ました。

   
左)陶芸作家・吉田信介さんの作品。         右)陶芸作家・服部泰美さんの作品。
   
左)吉田信介さんの作品。              右)アメリ・トトゥの作品。

今回、ご用意させて頂いた、「抹茶に合う洋菓子」は、

・黒胡麻のサブレ
・松北園の抹茶サブレ
・小豆とラムのケイク
・エスプリ・ド・抹茶(一保堂茶舗の抹茶のケイク)

の4種類。ギャラリー店主のアイディアも加わり、小豆のケイクには完熟梅のコンフィチュールが
添えられています。梅雨の中の風情を感じますね。
   
お手前を担当されていたのは、作家さんのお一人、服部泰美さん。
彼女は織部焼きを得意とする作家さんです。
私が頂いたお抹茶は彼女の作品でした。器の創り手さん自らの手で点てられるお抹茶。
何とも貴重な体験でした。
   
左)木彫作家・鈴木美央さんの作品。まるで本物の紙ふうせんの様でした。
右)陶芸作家・土本久美子さんの作品。彼女の描く動物たちにいつも心が和みます。
   
お抹茶の時間を愉しむ前には、隣接されている蕎麦処『だいこん舎』さんで蕎麦定食を堪能してきました。
こちらでも、様々な陶芸家さんの器を愉しみながら、舌鼓を打つひと時が過ごせます。
行くと必ず食べる胡桃蕎麦。この日もとてもおいしゅうございました。

今回のイベントは、7月5日(日)まで開催されています。
集庵で頂けるお抹茶は、4日(土)だけ。

是非とも、『異空間』を愉しみにお出掛け下さい。