2015/05/18 00:06

桜の季節も終わりに近付いてきましたね。ほとんどの桜の木が葉桜になっている中、遅咲きの八重桜が今は目を楽しませてくれています。最近、知ったのですが、お隣は石川県金沢の兼六園には、兼六園菊桜と呼ばれる桜があり、八重桜以上に花びらが多く、何と!350枚もの花びらをつけるものもあるのだとか!近いので来年は金沢に行ってみようと思います。

みなさんの中の今年一番の桜はどんな桜だったのでしょう。私の中のベスト1は、今年に入って既に5回訪れている京都でのあるお茶やさんでの桜でした。
あんこ好き仲間と出掛け、餡子入りわらび餅とおぜんざいを待っていた中、最初にこの桜茶と小さな豆菓子が供されました。湯の中で、ひらひら、ゆらゆらと揺らぐ桜の花びらのうつくしかった事!
この桜の美しさと居心地の良さにお茶を何杯も頂いてしまいました。

桜茶@堺町和久傳

お菓子屋の繁忙期を終えて、桜鑑賞をとても愉しみにしていた3月の終わりから4月の中旬までの間、一番桜の見頃の時期の一週間にインフルエンザに見舞われ、やっと楽になってきたと思い、部屋のカーテンを開けてみると、我が家の小さな桜は蕾から葉桜に変わっていました。10年振りの40℃近くの高熱に一日、ごはんと薬を口に含む以外の22~23時間は眠り姫の如く爆睡。予防接種は年末に受けていたので、「これ以上ひどくはならないと思いますよ。」と看護婦さんに言われましたが、かなり、しんどい一週間でした。今年のインフルエンザは、タチが悪く、今もインフルエンザ警報(?)は解除されておらず、学校閉鎖も何校かある程です。なので、みなさん、まだ暫くの間は、マスクとうがいで予防するしかないですよ。

そして、桜に戻り、ベスト2は、唐長さんの『桜』展での紙の上の桜。

唐長『桜』展

右がDMのピンクの桜。左は、展示会の来場者へのサービスの葉書。菜の花や水仙色に染まっていました。インフルエンザで寝ていた時、壁に掛けられたこの2枚の桜を眺めながら、ごはんを食べていたものです。

そして、ベスト3は、ある神社に咲く八重桜。いつも車で通る所に咲く桜。車を停める場所が無く、近くでは観たことが無いけれど、車から眺める、その一瞬がとても美しい桜なのです。

今、ベランダには、色とりどりのラナンキュラスやアネモネの花が咲いています。台所では、忘れ去られたような赤カブラがこんな花を咲かせていたので嬉しそうにベランダに移動しちゃいました。芽キャベツも同じように黄色い花が空高く咲いています。みんなアブラナ科なんでしょうね。

SBSH3941

今年3年目に入るキイチゴは、また新たに産毛が気持ちよい新芽を出しています。今年こそは実を結んでくれますように。

raspberry

スズランの日も近付いてきました。水仙の時期が終わりがけからスズランの季節の頃にさく鈴蘭水仙も可憐に咲いている愉しい春の今日この頃です。

鈴蘭水仙@庭




  *おまけ*

  大好き和菓子たち。。。

  出来立てわらび餅@堺町和久傳  おぜんざい@堺町和久傳