2015/05/18 00:09



今回のイベントも、とても多くの方にお越し頂きました。シルバー・ジュエリーにプチArt、お菓子とコーヒー、そして古民家の落ち着いた雰囲気がうまく調和され、お越し頂いた方々はゆったりとお寛ぎいただけたようです。

お菓子を焼きながらも、お席の方へ行ける時は行くようにしよう!と思っていたものの、やはり出来立てのデザート&飲み物担当の私は殆どが台所に篭りがちでした。けれど、今回お手伝いに来てくれた方の話される様子に、見えないながらも嬉しい瞬間の連続でした。

お客様の多くが、フォンダンの上のヴィオラに感嘆されていたご様子。
毎日ベランダで色とりどりのヴィオラが朝の気分を盛り上げてくれているのですが、今回は、このコたちのヒトリづつが、色んな人と顔を合わせ、私の代わりに、「ボンジュール!」と言ってくれていたようにも感じます。

半谷 茄美さんの温かなやさしい雰囲気を醸し出しているジュエリーの他、プチArtは、半谷さんのパートナー、学さんの作品の他に5名程の作家さんの作品も楽しめる事が出来ました。
個人的には、学さんの作品に猛烈に惹き寄せられた感じ。
この古民家の近くには、文化財に指定された紙の神を祀られた神社があります。そう、この地区は紙漉が盛んな場所なんです。学さんの作品には、海藻や麻、紙が使用されています。私自身の実家が和紙を使った箱を製造している関係もあり、『紙』に関連するモノには直ぐに反応するのです。良いモノをたくさん拝めました。

古民家を訪れてくださった方々、古民家に携わっていてくれる人達、みんなに感謝の想いのする2日間でした。

とりわけ、今回の企画担当をされたグラフィック・デザイナーの大谷直子さんはDMのデザイン他、看板に案内物、そして、アメリのメニュー作成等を、多忙なスケジュールの中、精力的に勤しんでおいででした。心から感謝しております。ありがとうnaohさん。

今回、残念な事にジュエリーもお菓子も1枚も写真が撮れませんでした(泣)

なので、翌日の荷物運び&そうじの合間にお菓子だけでも!と、お客様が一番、寛がれたであろうテラス席で、自分自身もお客さまになったつもりでしばし寛ぎながらの撮影会。

I love Nespresso;-)Fondant au chocolat~avec sauce au chocolat~Fondant au chocolat~avec sauce au chocolat~GO・TI・SO・U・SA・MA

昨年のお菓子展の時に大きなお腹を抱えてやって来てくれた友人も今は3児のママになりました。近くに住む彼女。今回も来てくれましたが全く話が出来なかったので、「ちょっとだけでも遊びにおいでよ~!」と声を掛け、1年振りの再会をしばし楽しんだのでした。

「あ~、なんか実家に帰ってきたみたい。」とMちゃん。そういえば、中学の頃に遊びに行った彼女の家に似てる! こういった古民家は、多くは無いけれど少なくなかったりもします。

この古民家には、古い素敵な物が溢れかえっているのですが、聞いた所、ご近所の方が古い物をココに持っていくといいんじゃないかと持ってきてくれるそう。(羨まし過ぎ!笑)

今回のイベントで新たな人の手が加わり、またそういった事がくり返され、磨かれていくであろうお家。大きな桜の木がみんなを見守ってくれているように、この大きな家もたくさんの人を見守ってくれているように感じます。お家、ありがとう。

    mariko&kurumi   kokomi&mizuki

いつも、写真の整理に使っているサイト、『flickr』。縁あって、愛知の素敵なお花と雑貨やさんを営んでいらっしゃる『花音』さんのページもたまに拝見させて頂いている中、今回、遠くから、ご家族4人で遊びにいらしてくださり、こんなに素敵なブーケまで頂いてしまいました。

 special bouquet*  special bouquet*

「子供を連れていっても大丈夫ですか?」と

メールを頂き、「ピン!」と来たお子様用のドリンク! 当初はコーヒー類だけ用意するつもりが、「きっと、お子様連れも少なくないよね。」とオレンジジュースとミルクを多めに追加。結果は大正解。

こうして、お客様から教えて頂く事が多々あります。『ありがとう』の言葉、何回言っても足りないくらいです。 こういったお心遣いからも、毎日、触れていらっしゃる花の『言葉=音』をやさしく感じとっていらっしゃるお二人なんだろうなと感じました。お二人そっくりの天使ちゃん、天使くんもかわいかったな。

今回、頂いたブーケの中でとりわけ嬉しかったスズランとニゲラの花。

すずらんの花言葉は、幸せの再来、純粋。イギリスやフランスでは、5月1日に、すずらんをもらうと幸せになれると言われていますが、この5月中、このスズランを観た人にも幸せが訪れたら。そう思います。

そのスズランの隣にはニゲラ。和名は黒種草。偶然にも私の誕生花が加わっていた点に、慣れない台所での作業の合間に勇気だとか元気ももらっていたのでした。近くの空き地では、そのニゲラが顔を出し始めましたよ。

新緑の季節、また新たな風が吹いてきそうな予感がします。

みなさま、残りのGWを愉しくお過ごしくださいませ。そして、お仕事の方、がんばってください。

そう、29日の祝日は昭和の日だったんです。友人からのメールで、

「29日の昭和の日に因んでか、レトロな空間の中で、美味しいお菓子が楽しめたよ。また次回する時も是非、教えてね☆」

気付きがいっぱいの2日間でした。

今回の古民家カフェのエントランスからの様子をnaohさんが紹介してくれています。
*詳しくはコチラ→

◇おまけ◇
そうじ中、番犬として連れていった愛犬メル。オーブンの甘い匂いに鼻をクンクンさせていました。途中で人が来て、激しく吠えてくれたので、ご褒美にフロランタンを。

 melle  melle

この台所のガラス戸の向こうに見える色んな植物の緑にタンポポの黄色がとても映え、ホッと和めるかわいいお庭でした。すなわち、いつもメルの散歩に行く空き地の光景と一緒なのでした。

"Amelie Tautou"プチ・アルバム