2015/05/18 00:25

Part1(1日目~4日目)は、コチラ→

【5日目】6/7 (sun)

  美食の祭典@日仏学院  demonstration

本日も続けて、『第1回 フランス・美食の祭典』に参加。早速、向かった先は、コルドン・ブルー講師によるクロワッサンのデモンストレーション。先ずは、ルーツの話から始まる。
クロワッサンは、フランスのもの。と思われがちだけれど、実は、ウィーンがルーツ。マリー・アントワネットが、フランスに嫁ぐ際には、専属の料理人やパン職人を従えており、そうして、ウィーンからフランスに伝わったという話。その他、フランスでは、2種類のクロワッサンがあり、三日月のカタチと、そうでない真っ直ぐなカタチ。違いは、バター使用かマーガリン使用。意外にも、三日月のカタチの方が、マーガリン使用なんだとか。いわゆる植物性か動物性かの違い。マーガリン使用も美味しそうだけれど、やっぱり発酵バターの風味が感じられるバター使用の方が食べたいな。
以前、ブーランジュリーで、クロワッサンを焼いていた時、一番、幸せに感じたのは、焼き立ての香しい匂いに触れた瞬間! 生地を何時間もかけて丁寧に折っていく中、焼き上げの時間はあっという間。けれど、ふっくらと焼き上がったその様を観る瞬間は、そんな長い工程の時間を忘れるくらい嬉しい瞬間なんです。
私は、クロワッサンのルーツは、オーストリアまでしか知りませんでしたが(アントワネットのオーストリア出身というとこまでしか知らなかった)、その首都ウィーンなんですね。
日本でいう菓子パンは、本格的には、『ヴィエノワズリー』と言われています。そして、ウィーンは、日本読み。フランス語ではヴィエンヌ 。ここから来ている事を後から知った時には、目から鱗でした。
ウィーンといえば、ザッハ・トルテしか思い付かなかったのに、やはり、ルーツを知る事は大切ですね。

続いて、同じ場所で行われたのは、同じくコルドン・ブルー講師によるもの。襟がトリコロールになっているという事は。。。MOFの証!MOFとは、フランスの国家最優秀職人章のこと。なんてラッキーなんだろう! 先に行われたクロワッサンの回は少々、遅刻してしまった為、立ち見となってしまったので、次は、一番に並んで、最前列を確保。

  demonstration of chocolate bar*   demonstration of chocolate bar*

『職人技』を間近で観れた事は本当にラッキーでした。食い入る様に手元を凝視しながらの勉強会、今後に大いに役立てそうです。

     demonstration of chocolate bar*

ウェルカム・ドリンクとして、ユズ風味のチョコレート・ドリンク。講習後には、出来立てほやほやのヘーゼルナッツ&キャラメルのチョコレート・バー、プラリネ入りのタブレットを堪能させて頂きました。

そのチョコレートを頂いた直後に向かった先は、師匠パトリスさんの講演会

美食の祭典@日仏学院

白金台のレストランをオープンさせる前は、コチラの副学院長をされていたパトリスさん。学院内に、プティなカフェを創設したり(今はありません。)、様々な試みをされていた第一人者であります。その歴史をスライド形式で愉しみました。懐かしいなあと思いながらも、懐かしがっているだけで無く、自分自身の新たな挑戦への活力も頂いたような気がしました。

その後は、近くのル・ブルターニュyuriさん(PJ'sソウルメイト♡)とてくてく歩いて向かう。知り合いに次々と話しかけられるパトリスさんは、その時間を楽しんでいただいて、私達は、先にお豆の冷製グリーンスープを頂きながらのガールズトーク♪ 食べ終わった少し後にパトリスさん到着。そば粉のガレットとシードルで、1年振りの再会に乾杯☆ いつも陽気なパトリスさん、カナダ人のギャルソンと話す時は、時折ジョークなんかも出てきたり。
デザート必須のパトリスさんは、2ショットのエスプレッソでのアフォガード。私は、1ショットのエスプレッソに、ほろ苦キャラメルとはちみつ酒のアイスクリームをチョイス。(ウエストでは、マンゴー&バニラ♡)その流れから、ギャルソンからのサービスで、キャラメル・サレのお酒を少し頂きました♪ カルーアだとか、ベイリーズだとかのリキュールは大好物なので、今回のもかなりド☆ストライクでした。パトリスさんに大感謝だわん♪ 

Caramel au Sal de Guérande

帰り際には、お店のスタッフから、一人づつキャラメル・サレを頂く。ここで乙女心に火がつき、お土産用にとかわいいパッケージのタイプをチョイス(パッケージは自分用。笑)
物色中、yuriさんに、「目が変わった!」と。ウキッ♪ 大好きなんです。こういうの。
スタッフの方から、銀座に新しくオープンしたブレッツカフェのDMを頂く。また、そのキュートさに感嘆していたら、キャラメル・サレをまたいくつか頂いちゃいました☆ 嬉し~♪メルシーです☆

【6日目】6/8 (mon)

最終日は、一人で気ままに丸の内や青山散策。4時頃、おなかが空いてきて遅めのランチをどうしょうかと迷っていた所、紀伊国屋のそぼろ弁当が妙に気になり、加賀棒茶と供に、国連のベンチにてのんびりごはん。この加賀棒茶、地元ハイピース提供のもので、とても飲み心地が良いのでお気に入り。旅先で出逢うと妙に嬉しくなる。やはり、紀伊国屋はセレクト上手ね。
で、デザートには、あんドーナッツ。日本食が恋しくなってるのか?? 
隣のベンチでも、フランス人らしき人がランチ中。食後にデザートを食べている所を観て、フランス人と確信! 思った通り、すぐ近くのシトロエンの方へ向かっていきましたよ。

その後は、IENAやH.P.FのプレSALEへ。色々と物色して、再度、丸の内へ戻り、福井への帰路につく。

。。。帰ってから、逢った友人たちに、ありがとうのメールを送る。

その中のひとりから、こんなメールを頂いた。

こんにちは。
帰宅されてからは疲れが出てクタクタだったのではありませんか???
なんせハードスケジュール。
次々と違う人のエネルギーに触れ、目まぐるしく違う街を連日歩き、食べ…。
ダウンしてマァ当然といいますか、そんなものでしょうよ。
それでも東京滞在1秒でも無駄にするもんかッというmichiの気合いは素敵です。

このメールを読んで、心がほっとし、そして、次回の東京への旅は、そんなに遠くないと思ったのでした。

急に決まった東京への旅。急な誘いにも関わらず、忙しい中、スケジュールを合わせてくれた友人たちに感謝。ありがとう。また逢いに行くね。

東京の旅アルバム